日南農林便り(10月)
閉校に向けての準備状況や、生徒たちの活動について紹介をしていきます。
10月26日〜27日:本格焼酎『新しき未来』の仕込み開始

本年度も日南農林高校オリジナル焼酎「新しき未来」を仕込む時期がやってきました。
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芋の掘り出し作業 | 芋の茎や根を取り除く作業 |
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洗う作業 | 調整の作業 |
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たくさんの形のよいサツマイモが取れました | 珍しいサツマイモの花もありました |
10月26日は生物工学科の3年生全員で、今年の2月に植え付けた「ムラサキマサリ」という品種のサツマイモ600kgの収穫実習を行いました。サツマイモを掘る生徒、洗う生徒、調整を行う生徒など全員で作業を分担して1日がかりの作業になりました。

10月27日は生物工学科食品製造班の6名の生徒と共に日南市北郷町の「櫻の郷酒造」で二次仕込みとよばれる作業工程を体験してきました。

作業内容としては収穫をしたサツマイモを80分蒸し、粉砕後甕(かめ)の中にあるもろみと櫂(かい)とよばれる道具を使い混ぜ合わせていきます。11月末までに同様の行程を2回行う予定です。
また、本日はMRTとUMKの2局から取材を受け、生徒達の姿をカメラにおさめていました。(*この取材の様子は10月28日のお昼のニュースでUMK・MRT共に放送されました。)
これらの焼酎は、3年生の保護者にプレゼントしたり、2月末に行われる閉校式での記念品にもなります。一般販売は「櫻の郷酒造」のもとで、県南地域の酒販店やスーパー、また直接、櫻の郷酒造でも販売は行っております。ぜひ購入していただければと思います。
10月25日:体育大会本番

本番の日曜日(24日)が雨となり、予備日として予定されていた次の日(25日)も雨の予報と、このままでは最後の体育大会が中止になるかと思われました。

しかし、生徒たちの熱意が通じたのかやや雲の多い空模様ではありましたが、開催可能との判断となり、生徒たちは普段よりも早く登校し、最後の団装飾や会場の準備などを行っていました。

途中で大雨が降るなどのアクシデントが起こりましたが、生徒たちは今日まで準備してきたことを思う存分発揮してくれました。また、平日にもかかわらずたくさんの方々の応援、そして競技に参加をしていただき、最後の体育大会は大いに盛り上がりました。まさに「有終の美」を飾るにふさわしい大会になったと思います。

最終結果はクラス対抗は森林科学科、団対抗では緑団、応援では紫団がそれぞれ優勝をおさめました。みんなよく頑張りました。
午後からはPTA主催のバーベキュー大会が行われました。全力で戦った後のバーベキューに生徒たちはクラスメイトや保護者、先生と共に和気あいあいと楽しく、お腹いっぱい食べていました。


さて、しばらくは平常授業に戻りますが、11月11日には文化祭、11月30日からは期末テストが行われるなどまだまだたくさんの行事がひかえています。今回の体育大会で見せてくれた情熱を今後の行事でも発揮してくれると思います。



10月22日:体育大会予行練習
本日は大会前の予行練習が行われました。

予定では午前中に予行練習を終え、午後から設営を行うとしていましたが、すでにぱらぱらと雨が降ってきていることと週末にかけて天候が悪いとの予想がされているため、まずは会場の設営を終えてから練習を始めることになりました。

もちろん生徒だけでなく、先生方も総出で農林高校らしくトラクターや荷台を使って椅子や机、テントの搬入および設営を行いました。 設営完了後、いよいよ予行練習の開始です。

グラウンドの状態が余りよくないため、リレーなどトラックを使っての練習は避け、入退場の練習を中心に行ったり、芝生の上で行われる 競技を中心に練習を行いました。クラス対抗ダンスもほぼ完全な形に出来上がっており、まとまりと躍動感あふれるダンスを披露してくれました。

明日も天気が悪いとのことですが、当日こそすがすがしい秋空の元でこの練習の成果を披露できると確信しています。
10月21日:体育大会全体練習 四日目

前日に引き続き天候がはっきりとしない日が続いていますが、練習は四日目になりました。

雨は降ってはいませんが、グラウンドの状態がよくないため、今日も午前中は体育館での練習になりました。前日とほぼ同じ練習になりました。

午後は久しぶりのグラウンドでの練習になりました。クラス対抗のダンス練習を中心に時間いっぱい練習を行いました。どのクラスも形は出来上がっており、後は細かい部分の修正だけになっていました。
さらに、各クラスとも予行練習ではそれぞれのとっておきのアイディアを披露するとのことなので、明日の予行練習でのダンスが非常に楽しみです。
毎日の練習で徐々に疲れもたまってきているかもしれませんが、体調管理に気をつけて全員で本番を迎えられるように頑張りましょう。
10月20日:体育大会全体練習 三日目

体育大会に向けての全体練習も三日目を迎えました。毎日の練習に生徒たちも大変だとは思いますが、疲れた表情を見せることもなく一生懸命頑張っています。今日は天候が悪く、グラウンドも使える状態ではなかったので、体育館での練習になりました。

まずはエール交換の練習です。今回は相手の団に対してだけでなく、学校へもエールを送ります。団長やリーダーの声に合わせて全員でエールを送るのですが、なかなか大きな声が出ていない生徒もいたので、何度かやり直しをすることになりました。しかし、全員がピシッとそろうと非常にかっこよく見えました。

その後は団技のムカデ競争の練習です。今回は職員も一組練習しましたが、やはり生徒達にはかないませんでした。本番でもかなり白熱した戦いになると期待されます。

午後も天候が回復しなかったため、引き続き体育館で各クラスごとにダンスの練習が行われました。まだ完成とまでは行きませんでしたが、昨日よりもまとまりがよくなっていました。各クラスで放課後行っている練習の成果が現れているようです。
明日も天気が悪いとのことですが、当日こそすがすがしい秋空の元でこの練習の成果を出してくれることを期待します。
10月19日:体育大会全体練習 二日目

本日は体育大会に向けての練習2日目です。ただ、天気は曇りでやや風も強く吹いていたので肌寒く感じることもありました。

しかし生徒たちははつらつとしていて、肌寒さなど感じさせないくらい張り切って動いてました。本日の練習の中心は、団技の綱引きと各学科対抗ダンスの練習です。

綱引きの練習を3回行い3回とも紫団が勝利をおさめましたが、当日までの団のまとまり方しだいでは十分に逆転も考えられるので、各団とも更なる作戦を練ることと思われます。
後半は各学科対抗ダンスを実際の本番と同じような形で行う予定でした。しかし、学科によってかなり完成している学科もあれば、途中の振り付けがまだ完成していない学科もあるなど、ばらつきが見られました。しかし、最後のほうではかなり完成された形になってきました。

本番までの残り時間は短いですが、当日までに立派なダンスを披露してもらえると期待しています。
10月18日:体育大会全体練習 一日目

10月24日に体育大会が行われるのを前に、本番前の全体練習が始まりました。

10月も半ばに入り、日中の気温も穏やかになり、夏場のように熱中症の心配も少なくなってきました。三年生だけなので、実施できる競技も少ないですが、最後の体育大会を生徒と職員が一丸となって盛り上げていこうという思いが高まっています。

初めての全体練習なので、競技前に行う体操、行進の練習、クラス別対抗リレー、団技の練習が行われました。初めて全員でそろっての行動のためか、戸惑いがあったり、行進を行う際の手や足の上げ方が小さかったりとまだまだ練習不足な面が多く見られましたが。しかし、練習の最後のほうではかなり動きも無駄がなく機敏に動けるようになってきました。
明日もまた全体練習が行われるため、今日以上の動きが出来るように期待したいと思います。
10月12日〜15日:第2学期中間テスト
10月13日から15日にかけて中間テストが行われました。
さてテストの出来はどうだったでしょうか。就職試験と重なっていたりして、苦労した生徒が多かったようです。
しかし、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。」と有名な剣豪宮本武蔵が五輪書に書き残した言葉があります。
千里の道程も、一歩一歩の積み重ねの結果であり、たゆまぬ努力とその継続の大切さを教えています。勉強もそれと一緒で、日ごろから少しずつ復習をしていれば、きっと結果もついてくると思います。

もし、今回のテストがうまくいかなかったと感じている皆さん。10月24日には体育大会、11月11日には文化祭と次々に大きな行事が待っています。 今まで以上に忙しい状況になると思われます。期末テストで挽回できるよう、今から少しずつ対策をしていきましょう。
10月1日:閉校式横断幕を会場に掲示

閉校式キャッチフレーズを書いた横断幕を閉校式典会場となる体育館に掲示しました。
「暑さ寒さも彼岸まで」とありますが、10月に入ってから朝夕に肌寒さを感じるようになりました。閉校式典の会場となる体育館に横断幕が掲示されたことにより、閉校の日がどんどん近づいていることを改めて感じています。

さて、10月5日から7日にかけて北海道で開催される『日本学校農業クラブ連盟全国大会』に参加する生徒たちの推戴式が行われました。 農林高校として最後の出場となるため、生徒たちも「農林高校の最後の代表として全力を尽くして頑張ってきます」との決意を表明してくれました。

合わせて、全校集会も行われました。9月16日より就職試験が解禁され、本校でもすでに受験を終えて生徒が結果を待っていますが、合格通知が届くたびに生徒はもちろんですが、職員もその結果に一喜一憂しています。
全員で笑って卒業を迎えることができるよう、生徒職員一丸となって最後までがんばっていきたいと思います。