本校は,一昨年度から,「計ちゃんドリル」という,計算問題をステップ形式にドリル化したものを活用しています。
 本年度は,文章問題に焦点を当てるということから,新たに「文章問題ドリル」を作成し,実施するようにしました。 
 
 文章問題ドリルは,各学年別に色分けしています。番号ごとにファイルが準備されており,自分のペースでその問題を取って,ノートに解答していきます。
 学校の職員すべてで指導や解答にあたっています。
やり方については,次のような資料を掲示して,児童に知らせています。
@ 今日解く問題をとる。
A 自分の力で解いてみる。(分からないときは,先生方に聞きましょう。)
B まるつけをする。(先生方にしていただきましょう。)
C やり直しをする。
D 次の問題にちょうせんする。

 実施についての約束は,次のようなものです。
☆ 自分のペースで,じっくり取り組みましょう。
☆ 使った問題や答えは,きちんともとの場所に返し,大切に使いましょう。
☆ まちがった問題は,できるようになるまでちょうせんしましょう。

その他,校内掲示も文章問題に親しみをもちやすいように工夫しています。
まず,各学年の文章問題指導で使った掲示物を活用しています。
児童が作問したものを掲示して,みんなで解き合ったりする時間を設けている学年もあります。
また,本校の児童の特徴の一つとして,量感がなかなかもてないところがあります。
そのため,はかりやものさし等を用いて,体験的に量感を学ばせる場も設定しています。