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平成29年度 宮崎南高等学校 リーダー研修会
 
 1.目的
 創立100年を超える伝統ある文武両道の進学校である加治木高等学校や甲南高等学校の先進的な学校行事への取り組みや、生徒との交流を通じて視野を広げ、本校リーダーとしての意識や資質の向上をはかる。また、明治維新150年を迎える本年に維新の功労者を多く輩出した鹿児島県(薩摩藩)を訪れることで偉人達の生き方を学ぶ。
 2.日程
平成30年1月24日 平成30年1月25日
07:30
08:00
10:30

12:00

14:45
15:00



17:30
18:30
19:00
20:30
21:30
23:30
24:00
集合
バスで南高校 出発
川内原子力発電所 到着
 施設説明・見学
川内原子力発電所 出発
途中、道の駅で昼食
加治木高等学校 到着
加治木高等学校 訪問
 学校・授業見学
 生徒交流会
 部活動見学・交流
加治木高高等学校 出発
鹿児島市内宿舎 到着
夕食・入浴等
リーダー研修会
学習会
就寝準備
就寝
07:00
07:30
08:30
9:00

11:30
13:10
13:30
14:00


15:40
17:30
起床
朝食
宿舎出発
志學館大学 到着
 施設説明・見学、講義受講
志學館大学の学食で昼食
志學館大学 出発
甲南高等学校 到着
甲南高等学校 訪問
 施設・授業見学
 生徒会交流
甲南高等学校 出発
南高校 到着、解散
 3.研修報告
(1) 川内原子力発電所見学
 現在日本で稼働している4基の原発の中で2基がこの原発です。原子力発電所では、今となっては生活に必要不可欠なものである電気が私たちの家庭や学校にとどくまでどれほど安全に考慮しているのかを学びました。

 皆さんの中には原発と聞くと福島第一原発の事故もあり、あまりいいイメージを持たない方もいるかもしれません。福島第一原子力発電所の事故では、地震が起こった際、核分裂を止めることには成功していました。しかし、その後、原発内に溜まった水素を排出するための電気供給が途絶えたために、原発内に水素が充満して、水素爆発を起こしたそうです。川内原発では、そのことを教訓に、万が一の時のために五段階の安全対策と放射能の漏れを防ぐ五重の壁を設置していました。また、日頃から近辺の環境モニタリングや対応能力の向上を図る訓練を行っているそうです。これらの対策を見聞きして、川内原子力発電所の二度と福島原子力発電所のような悲劇を起こさないという強い覚悟を感じました。
 この研修を通して、皆さんにも原発に対する理解を深めて欲しいと思いました。

黒木・井手・隅井
(2) 加治木高校訪問
 加治木高校は、創立120周年を迎える伝統校であり、「清新溌刺・質朴剛毅・堅忍不抜」の3つの校是を掲げ、日々部活動と勉強の文武両道に励んでいます。また、加治木高校は島津義弘ゆかりの地でもあり、小説家・海音寺潮五郎先生の出身校でもあるそうです。
 印象的だったのは、校内がとても清潔に保たれていたこと、職員室前の廊下にホワイトボードが設置されており、生徒の質問に先生が答えることのできる環境、各部活動の部室が確保されていたこと、体育祭での組分けが学年ごとだったことなどがありました。やはり、学校ごとに仕組みや伝統が違うので、その学校の良い所を多く吸収していきたいと感じることが多かったです。
 生徒会活動においては生徒会スローガンを生徒たちで考えており、平成29年度のスローガンは「龍門の襷 先人を超えて 歩を刻め」で、これを年間目標として生徒が目につくよう正門から見える場所に掲げているため意識が高いと思いました。
 南高校では、生徒の要望の実現、校内の美化運動など多くの課題があります。加治木高校で学んだことをこれからの良い南高校を作るために生かしていき、だんだんと活発になってきている生徒会活動を今期で絶やさずに、引継ぎを確実に行っていきたいと思います。

久保・堀田・山口
(3) 志學館大学訪問
 志學館大学は鹿児島市の中心部に位置し、100年の歴史を持つ学校です。就職率は99.4%を誇り、その実績を支えるのは、1年次からの個別面談・進路支援システムの充実です。
 進路のことに限らずサークル活動も盛んで、フリーバスケットで世界一の学生や、長期の休暇を利用してボランティア活動・留学に出向く学生も多くいるそうです。
 そんな学生たちが集う食堂やカフェの雰囲気はとても居心地が良く、サークル活動や学習等で使用できるグループワーク室からは桜島を望むことが出来るなど大学内の施設もとても魅力的でした。

 また、現在テレビで放送されている大河ドラマ「西郷どん」の時代考証をされている原口泉教授の講義を受けました。「歴史学とは暗記ではなく、本当にこれで良いのか考える学問だ」という言葉が印象的で、教授自身も「西郷どん」の中で登場人物がその時どんな気持ちだったかを考えながらドラマの制作に携わっているそうです。講義を受けて、日本史や世界史を、暗記だけでなく出来事の意味を1つ1つ考えることで初めて「歴史を学んだ」と言えるのだと概念を覆されました。
 この大学での体験を、進路選択に役立てたいと思います。

工藤・辻・横山
(4) 甲南高校訪問
 甲南高校を訪問して思ったことは、この研修で得たことを必ず宮崎南高校に還元しなければならないということです。
 甲南高校の廊下は、埃一つ落ちていないほど綺麗に保たれており、生徒の挨拶などにも覇気を感じました。もちろん、宮崎南高校の生徒も、元気で明るいですが、それとは違う清々しさを感じました。
 また、生徒会の活動(部活動予算や生徒総会、全校での清掃ボランティアなど)は宮崎南高校以上に生徒主体で取り組んでいました。とくにオープンスクールは企画から運営まで全て生徒会役員が主体となって行っているそうです。私たちも先生方にそこまで任せていただけるような仕事をしたいと思いました。
 研修が終わった直後の定例会から、今回得たことをこれからの活動に反映しようと動き始めました。
さらに宮崎南高校が良くなるよう努力していきたいです。

草留・戸口田・安留
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